平成26年7月25日 金曜日 皆様、梅雨も明け、日に日に暑さが厳しくなってきたでござるな! そして、更に熱い戦いが日本全国で始まっているでござるよ! そう、公式全国大会「天覇への道」のエリア決勝大会が開幕したでござる! エリア大会レポートでは各エリア決勝大会の動画を紹介するでござるよ。 解説は花田 勝 氏 と 仁義なき青井 でござる! では早速、各エリアごとの動画と解説を掲載していくでござるよ〜! (※ランキングは大会開催日当時のものです。)
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2014年7月19日(土)会場:セガ羽田1号館 全国決勝大会進出者:「ぼぼん」主君、「修平」主君 解説:仁義なき青井 【Aブロック決勝】 ぼぼん(全国順位:39位) 対 伊達輝(全国順位:81位) 優勝は「SR豊臣秀吉」デッキの「ぼぼん」主君です。 動画を見てもらえればわかると思いますが、正直、最初の数カウントからの 展開で「伊達輝」主君の勝ちかなと思って見ていました。 そんな中、「ぼぼん」主君の勝因としては、序盤から中盤の守りの場面で、 日輪を消費して守りたくなるところを、最後の逆転を信じて日輪を使わずに ローテーションと「UC黒田長政」の動きでなんとか凌いで最後に望みを繋いでいったところだと思います。 【Bブロック決勝】 修平(全国順位:2位) 対 HANA♪(全国順位:179位) 「修平」主君はどんなデッキを使っても、そのデッキに合ったカードの運用ができる、戦術眼、判断力、スキル、どれもトップクラスのプレイヤーだと思います。 「飛鳥☆」主君、「セナ♂」主君、「HANA♪」主君と、どの主君も楽な戦いにはならないかと思っていたのですが、終始安定した立ち回りで、これは盤石の勝利と言っていいかと思います。 デッキパワーは勿論あるのですが、その力を最大限に活かすことができて、 かつ相手のデッキや戦い方に応じた立ち回りができる「修平」主君の強さがよく表われた大会だったと思います。
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2014年7月19日(土)会場:ハイテクセガ豊田 全国決勝大会進出者:「羽衣狐@京♪」主君 解説:花田 勝 氏 【2回戦】 羽衣狐@京♪(全国順位:8位) 対 REGHNA(全国順位:41位) 【準決勝】 羽衣狐@京♪(全国順位:8位) 対 楓(全国順位:47位) 【決勝】 羽衣狐@京♪(全国順位:8位) 対 X(全国順位:148位) 全国ランキング的には「羽衣狐@京♪」主君が頭一つ抜けているエリアで、 その実力を遺憾なく発揮する結果となったのですが、決して楽に勝ち上がった訳ではありませんでした。 2回戦の「REGHNA」主君戦。 「羽衣狐@京♪」主君は「SR井伊直虎」と「SR今川義元」 の「精鋭の采配」デッキ。 対する「REGHNA」主君は「SR立花ァ千代」「UC江里口信常」「C安宅冬康」の 他家(西)と「EX成田長親」「R督姫」「UC板部岡江雪斎」の北条家を 合わせた「戦姫の檄雷」デッキ。 序盤から終盤までまさに一進一退の攻防が続き、「REGHNA」主君が最後に 「北越軍談+」の移動速度低下を活かし、あと攻城一回で逆転!というところを、 見事な部隊のローテーションでなんとか勝利。本当に紙一重の試合でした! そして準決勝では「楓」主君の5枚「瀬田に旗を」デッキに対して中盤の猛攻に城ゲージを半分ほど失う苦しい展開。 さすがにこれは万事休すか?と思ったところ、「SR今川義元」の虎口攻めで本丸攻めを通して息を吹き返し、終盤は圧巻の逆転劇。 これで勢いに乗り、決勝戦は安定感ある戦いを見せて、見事全国大会一番乗りを決めました。 「羽衣狐@京♪」主君は「今川四天王」の特殊称号を獲得している通り、 エリア決勝大会では今川家のデッキを使用していましたが、 通常の全国対戦では本当に色々なデッキを使っていて、 そしてそのデッキを見事に使いこなすテクニックと、「ゲームを楽しむ」ということ、 そして「若さ」については全国トップクラスだと思いますので、ぜひ全国大会でもその実力を発揮してほしいと思います。 また、「ゲームを楽しむ」という点においては「REGHNA」主君。 一見するとよくわからない、そして何度見てもやっぱりわからないデッキで会場を沸かせてくれました。 大会終了後、デッキを作った理由などを少し聞いてみたのですが、「自分がやりたいことをやる。というのが一番先にある、というかそれしかない」というお答えでした。 これだけ武将カードの総枚数が増えてくると、環境に合わせてデッキを作っていく、使っていく人が多くなりますが、その中でも異彩を放っているこの両主君の戦いがベストバウトだったと思います。
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2014年7月20日(日)会場:セガワールドアルカス 全国決勝大会進出者:「♪ハ〜♪」主君、「リシアンサス」主君、「madao」主君 解説:仁義なき青井 【Aブロック決勝】 ♪ハ〜♪(全国順位:9位) 対 逆襲のシャア(全国順位:96位) 「♪ハ〜♪」主君のハイライトは1回戦の「八意」主君との試合でした。 「八意」主君の最後に打った2本の「超蹴鞠シュート」が両方決まっていれば 「八意」主君の逆転勝ち!というところで2本目がポストに弾かれる! という熱すぎる展開でした。 会場の盛り上がりという点ではこの試合がベストバウトだと思います。 決勝の「逆襲のシャア」主君との試合も残り31カウントに 「UC早川殿」の「山津波の計」に5部隊入り、「SR織田信長」と 残り兵力の少ない「UC佐々政次」だけになったところに、 すくすくと育った「R朝比奈泰能」を含めた4部隊に張り付かれるという 絶望的な展開を「天下布武」と家宝だけでなんとか凌ぎ、 「SR池田せん」の「魅惑の銃弾」を使用し、見事に逆転勝利していました。 【Bブロック決勝】 リシアンサス(全国順位:108位) 対 蒼(全国順位:112位) 「リシアンサス」主君は普段から「SR大友宗麟」を使っているのですが、 その強さをアピールすることができたのではないでしょうか。 「SR大友宗麟」、「SR立花道雪」、「R別所長治」、「C安宅冬康」の4枚編成で、 高武力を活かして序盤から「国崩し」を狙っていくデッキです。 決勝戦の「蒼」主君は恐らく準々決勝で「SR徳川家康」デッキを使用している 「最強のDT」主君との試合を見て、亀姫で機動力を上げて場を荒らす展開に 持って行こうとしたのですが、「リシアンサス」主君はそれを上手く 「堅守の采配」でいなし、勝利していました。 これは全国大会決勝でも会場を沸かせることができると思いますので期待しています。 【Cブロック決勝】 madao(全国順位:105位) 対 バロン神(全国順位:1015位) 「栄」主君、「熊ぽん」主君、「炎のシュレン」主君、「バロン神」主君の4名と戦い「madao」主君が優勝。 「madao」主君は隠れた強カードを見つけて、デッキを作るという点でかなり優れた方だと思います。 また、それを運用するスキルも勿論持ちあわせています。 決勝戦は「SR北条早雲」デッキを使っていた「バロン神」主君との戦いでしたが、 「R於大の方」で伏兵を踏み、そこから「SS服部半蔵」の忍を活かして ラインを維持して「菩薩の抱擁」に繋げる展開はさすがでした。 大会後に「madao」主君も話していましたが、「SR徳川家康」デッキに見えて 「三葵の采配」は大会通じてほとんど使っていませんでした。
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2014年7月20日(日)会場:クラブセガ春日井 全国決勝大会進出者:「アゴなしゲン」主君、「池田丸」主君 解説:花田 勝 氏 【左ブロック】 たぬ(全国順位:87位) 対 Tears(全国順位:240位) 【左ブロック決勝】 池田丸(全国順位:1272位) 対 5D'S(全国順位:3414位) 【右ブロック決勝】 アゴなしゲン(全国順位:99位) 対 ミズキ(全国順位:721位) 全国決勝大会に進出したのは「アゴなしゲン」主君と「池田丸」主君。 「アゴなしゲン」主君は色々な大会に出て結果を残している、誰もが認める強豪だと思うのですが、決して楽なトーナメントではないながらも、すべての試合で対戦相手を圧倒して勝利し、見事全国決勝大会への出場を決めました。 「アゴなしゲン」主君といえば戦国大戦ではお馴染みの「R高坂昌信」の計略 「疾風の陣」使いですが、今回も「疾風の陣」は健在でした。 しかし、キーとなったのは「UC松姫」、そして「宴SR池田せん」の二枚でした。 それぞれ強いカードではありますが、「それらを組み合わせたら強いデッキになるか?」と言えば、僕は強いデッキではないと思います。 ですが、そのデッキを見事に操り、終始戦局を支配する戦いは見事の一言でした。 そして、もう一方のブロックを勝ち進んだのは「池田丸」主君。 このブロックは「Tears」主君、「たぬ」主君に注目していたのですが、その二人が一回戦で当たるという展開。 そして弓足軽3枚、槍足軽2枚の「結束の陣」デッキという珍しいデッキの 「たぬ」主君に対して「R長尾景虎」の計略「天龍の化身」で上手く立ち回った 「Tears」主君が勝利。 その「Tears」主君を2回戦で下したのが「池田丸」主君なのですが、 デッキが「SR秋山信友」をキーカードに武田家3枚、今川家3枚という面白いデッキ。 「SS秋山信友」ではないですよ!「SS秋山信友」でも十分傾いていると思いますが、傾きすぎだろ!というくらいです。 最後の攻防では「SR秋山信友」のチャージ突撃が見事ハマっていましたが、 ハマる展開までに持っていくことができるのは、 「SR秋山信友」を続けて使い続けている結果なのだろうな、と思いました。 ダークホース的な存在だった「池田丸」主君が、全国決勝大会までの およそ一か月でどう仕上げてくるのかが楽しみです。 あのチャージ突撃が出せる展開になれば、会場をかなり盛り上げてくれると思います。
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2014年7月21日(月)会場:クラブセガ港北 全国決勝大会進出者:「神龍来来」主君、「真と偽」主君 解説:仁義なき青井 【Aブロック決勝】 神龍来来(全国順位:38位) 対 CREA(全国順位:42位) 決勝戦は「阿修羅への道」を制して現在関東地方の称号「阿修羅」を保持している実力者、「神龍来来」主君と「CREA」主君になりました。 「神龍来来」主君は「SR武田信玄」の「瀬田に旗を」デッキで、 「CREA」主君は「生祭」でも披露していた「SR太田道灌」を引き続き キーカードとした「五山無双」デッキです。 終盤までわからない展開となりましたが、 お互いのデッキ相性的には「神龍来来」主君がやや有利だったのと 中盤の迎撃で入ってしまった大筒と攻城が後に響く形となり、 「神龍来来」主君が優勝しました。 「CREA」主君には大会を通してマイクパフォーマンスで盛り上げてくれました。 ありがとうございます。 【Bブロック決勝】 真と偽(全国順位:14位) 対 梨乃亜(全国順位:1573位) 組合せ抽選の前は「或椿@大戦勢」主君、「真と偽」主君がやや優勢かと思っていたのですが、「或椿@大戦勢」主君は初戦で相性的に厳しい高武力鉄砲が入った「いろは歌」デッキの「ザ・ワールド」主君に敗戦。 決勝は「♂〜魚〜♂」主君と「ザ・ワールド」主君を破って勝ち上がった「厳島の恩寵」デッキを使う「梨乃亜」主君と「真と偽」主君です。 決勝戦では「梨乃亜」主君が「三弓の下命」、「厳島の恩寵」と、 できることは全てやりきった感のある戦いを見せてくれましたが、 「真と偽」主君が終始安定した戦いぶりを見せ、勝利しました。 「真と偽」主君は事前のカード登録の時点でサイドボードにさらに鉄砲をいれ、 「神龍来来」主君と当たった場合は諦める!という思い切りの良さが最後に功を奏した形でした。
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2014年7月21日(月)会場:クラブセガ名古屋伏見 全国決勝大会進出者:「セシル」主君 解説:花田 勝 氏 【準々決勝】 セシル(全国順位:3位) 対 失礼乃見習(全国順位:322位) 【決勝】 セシル(全国順位:3位) 対 てりおす(全国順位:644位) こちらは全国ランキング3位(7/21現在)の「セシル」主君が優勝。 と順当な結果ではあるのですが、決して楽な戦いではありませんでした。 「セシル」主君のデッキは大会前日(7/20)の頂上対決に乗った「R織田信定」と 「SS織田吉法師」、そして「SS仙石権兵衛」を軸とした6枚デッキで、 このバージョンではこれからかなり見ることになるのではと予想される 完成度の高いデッキだと思います。 対する「失礼乃見習」主君は「SR伊達政宗」「R伊達晴宗」を軸にした 「乗崩の采配」デッキ。竜騎馬隊の機動力を活かし、高いラインを保ち続けて 「R織田信定」の計略「弾正忠家の勃興」を自陣で使用させ、 「セシル」主君に主導権を握らせない戦いを見せて、これがかなり機能していました。 勝負を分けたのは、「セシル」主君が全体強化を使用した対決で決着をつけようとせず、下がりながら戦い、カウンターを狙うという判断をすぐに出来た点だったと思います。 また続く「砂漠の爪」主君、こちらも古参のプレイヤーさんです。 結果的には「セシル」主君に軍配があがりましたが、要所要所での駆け引きに見応えがあり、一瞬足りとも気を抜けない戦いでした。 そして最後の「てりおす」主君。 こちらは「R毛利元就」に「SR毛利輝元」という「厳島の恩寵」デッキ。 序盤に「猛襲」状態の「R渡辺通」に接触した「SS織田吉法師」を撤退させずに 城に戻した所からスタートし、約88カウントで計略「弾正忠家の勃興」を使用。 これに対して「てりおす」主君は、この大会でかなり光るところを見せた計略 「三弓の下命」の2体部隊掛けを使う判断で、なんとか追い返し・・・という展開。 その後も決してミスがあったわけではなく、「てりおす」主君もかなりいい展開に持ち込めたはず!という場面が多かったのですが、それでもなんとかしのぎ切り、計略「弾正忠家の勃興」を活かして士気量の差を作り、最後に決定打を放つ、というセシルさんの強さが光った大会でした。 いやぁ〜、各地で熱い戦いが繰り広げられていたようでござるな。 今後も引き続きエリア大会レポートで動画と解説をお届けする予定でござる! それではアディオス! |