軍師が聞く!頂上対決

「軍師が聞く!頂上対決」 2010/12月 Part1

殿、お元気でしたかな!

今回から新たな企画が立ち上がりましたぞ。
その名も「軍師が聞く!頂上対決」でござる。

毎回、拙者がゲストの武将をお招きし、頂上対決の解説を行ってもらうでござる。
しかし、拙者が天下の軍師ならば、相手も天下の名将。
あまりにハイレベルな会話の応酬が予測されるため……

拙者は、初心者目線でいろいろと質問したいと思います!
あえてでござるよ、あ・え・て!

さて、記念すべき第一回目は「甲斐の虎」こと武田信玄殿でござる!
軍師:
さて、ひとつお手柔らかにお願いしますぞ。
今回は「雲のジュウザ軍 VS たにし軍」の試合でござるな。
信玄:
うむ……要所に高次元なテクニックを使う、見所のある戦いであった。
互いのデッキ構成は覚えておるか?
軍師:
ほほほ、当然でござるよ!
ええと……“雲のジュウザ軍”が加藤段蔵を中心に戦うデッキで
“たにし軍”が確か……ええと……
信玄:
うろ覚えではないか!
“たにし軍”は、
我輩が寵愛する家臣・高坂昌信の陣形を中心に戦っておる!
軍師:
そ、そうでござったな。
それでは、早速まいるでござる!

【ポイント1】
90カウントからの駒井の攻城

軍師:
開幕してからまもなくですが、浦原が駒井の攻城を阻止しようとしましたが
結局攻城されてしまいましたな。
何がまずかったのでしょうな?
恋の歌でも読んでおったのですかな?
信玄:
そんなわけあるまい。
あれは、浦原の統率が低かったからだ。
軍師:
身も蓋もない言い方でござるな……
もう少し、解説をお願いしてよろしいでござるか?
信玄:
よかろう。
統率差があると、一方的に弾かれてしまう。
したがって、統率の高い部隊が攻城に来た場合に……
軍師:
統率の低い部隊で阻止しようとしても、弾かれるわけですな!
信玄:
先に言うでない!
まあしかし、そのとおりである。
軍師:
ほほほ。拙者も軍師ですからな!
攻城時にも統率は重要である!

【ポイント2】
50カウントの加藤段蔵の動き

信玄:
50カウントで加藤が計略を使って移動速度を上げ、
保科を撃破しにいったことは覚えておるかな?
軍師:
もちろんでござるよ!
……まあしかし、操作ミスでござるかな?
移動速度が上がっているのに、突撃しないとは。
信玄:
……おぬし、本当に軍師か?
むやみに突撃しても、
迎撃されるだけであろうが!
軍師:
お、さすが信玄殿。
拙者の罠にはかかりませんなあ!
信玄:
本当に知っていたのか疑わしいが……
今回のように敵の兵力が少ないときは、
突撃をせずにぶつかった
ほうが、確実に敵を撃破できる。
これ、騎馬の極意なり。
軍師:
さすがは最強の騎馬隊を率いる男!
なるほど、騎馬隊を操作するときには突撃すべきか、ぶつかるべきか
その判断が重要となるわけですなあ!
あえて突撃しない……騎馬隊は
その選択も考慮に入れるべし!

【ポイント3】
残り9カウントからの高坂の大筒奪取

信玄:
さて、最後のポイントであるが……
残り9カウント。
高坂が計略を使い移動速度を上げた場面である。
軍師:
この時点で、大筒の残りカウントは2秒!
いやあ、さすがにダメかと思ったでござる!
信玄:
しかし、さすがは高坂……
もとい、“たにし軍”は冷静であった。
高坂の統率を生かして敵の部隊を弾き、大筒を見事に奪った。
軍師:
加藤が最後に虎口に入れなかったのとは対照的でござったな。
信玄:
うむ。これぞまさに、統率の差が最後にものを言ったのだ。
攻城時の解説でも、統率が重要だと解説したが……
大筒が取れるかどうかも、統率次第といって過言ではない。
軍師:
なるほど! 攻城だけでなく、大筒・虎口まで……
これは、拙者たちの生活全般に統率が関わっているといっても……
信玄:
それは過言であるが、
少なくとも合戦において、いかに統率が重要かは
高坂が最後に示してくれたな。
攻城、大筒、虎口……
全てにおいて統率が重要である!

■解説を終えて……

軍師:
いやあ、さすがは甲斐の虎・信玄公でござる。
的確な解説、さすがでしたぞ!
信玄:
うむ。我輩でよければ、また解説いたそう。
軍師:
それはありがたいでござるが、
信玄殿に何度も頼むのは畏れ多いので……
次は信玄殿の紹介で、里美殿とかどうでござるかな?
信玄:
おぬし……下心が見え透いておるわ!

■今週のおまけ

軍師:
さて、頂上の解説は終わりましたが……もう少し時間がござる。
余った時間で、信玄殿に質問したいのでござるが、よろしいでござるか?
信玄:
うむ。何でも答えようぞ。
軍師:
頂上の解説でも、やたらと高坂殿を褒めておりましたが……
ズバリ、信玄殿と高坂殿の関係は?
信玄:
上司と部下である。
軍師:
な、なんという紋切り型の回答!
……噂によると、かつて信玄殿が高坂殿に恋文を送ったという話も
聞きましたが……
信玄:
下世話な奴よ……!
他人の私生活に立ち入るでない!
軍師:
で、では質問を変えるでござる。
信玄殿は、なんでも
お手洗いのことを「山」と呼んでいるそうでござるが、その心やいかに?
信玄:
……山には草木(臭き)が絶えぬから。
軍師:
ププーーー! 駄ジャレでござったか!!
信玄:
ぬ!? おぬし、我輩の機知に富んだ発想を馬鹿にしておるのか!
軍師:
いえいえ、滅相もない!
動かざること手洗いの如し……ぷぷっ!
信玄:
ぬう、風林火山まで馬鹿にしよったな!
このエセ軍師めがあ! 武田の騎馬隊で蹂躙してくれるわ!
軍師:
冗談でござるよ、冗談!
では殿。また次回お会いしましょうぞお!
信玄:
強引に締めようとしおって!
まだ話は終わっておらんわ!