軍師が聞く！頂上対決

もう一つの頂上決戦！軍師が選ぶベストバウト 2011/06月 Part6

平成23年06月20日 月曜日
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殿、お久しぶりでござる！
いやあ、先週は失礼いたしました。

二郎と山県殿の策謀により、いつか飯富殿がゲストに来るのではと戦々恐々でござるが……
例の総選挙に夢中で、つい二郎に託してしまったでござる。
殿の気になるあの娘は、何位でしたかな？　ちなみに拙者は……
え？　本能寺？　なんのことやら……

さて今週のゲストは、夏の暑さにも負けない熱苦しい男！
甘粕景持殿でござる！




甘粕景持：
甘粕だっ！
熱っちい解説、期待してくれよなっ！！
軍師：
相変わらず、甘粕殿は元気でござるな。
甘粕景持：
当ったり前だ！
なんてったって、今回は頂上に上がっていない試合だろ！？
こいつは、気合い入れて解説しねえとなっ！
軍師：
前々回の鳥居殿は、ほぼ解説してくれなかったので
甘粕殿には、期待しているでござる！
甘粕景持：
任せておけっ！
軍師：
さて、今回は「雲のジュウザ軍 VS オフィス加藤軍」の戦いでござるな。
甘粕景持：
お互いのデッキ構成は、
“雲のジュウザ軍”が三好長慶を中心とした5枚デッキ、
“オフィス加藤軍”が柴田勝家を中心とした5枚デッキか……
よし、熱くいくぜえ！！

【ポイント1】
オフィス加藤軍の開幕直後の立ち回り

軍師：
“さて、開幕直後でござるが……
“オフィス加藤軍”は、なぜか大筒を奪いに行かないでござるな。
甘粕景持：
ああ、わかるわかる！
あるんだよなあ、たまに！
軍師：
……なんのことでござる？
甘粕景持：
ほら、お前にもあるだろ！
大筒の存在を忘れちゃうことが！
軍師：
そ、そんな理由でござるか！？
このレベルの対戦で！？
甘粕景持：
あれ？　違うのか……
じゃあ、なんでだ？　さっぱりわからん！！
軍師：
こ、これはまたしても拙者が解説する流れでござるな……
おそらく拙者が思うに……
三好長慶の計略「混沌の匣」を使われてからの
沢彦の計略「山津波の計」のコンボを警戒しているからでござる！
甘粕景持：
ええ？　沢彦なんて爺さんに、何ができるんだよ？
軍師：
な、なんという暴言！
甘粕殿など、「混沌の匣」で統率を下げられたら
「山津波の計」で一発昇天でござるぞ！
甘粕景持：
そ、そうなのか……
ただの書道好きな爺さんかと思ってたぜ。
軍師：
書道好きの点は間違いではないと思うでござるが……
まあ、とにかくそういう理由で“オフィス加藤軍”は最初の大筒をとらず、
士気がたまるまで待機して、柴田勝家の計略「掛かれ柴田」を使って
攻めあがったのでござるよ。
甘粕景持：
確かに、攻めあがらないとコンボの餌食になっちまうもんな。
軍師：
対して、“雲のジュウザ軍”は森可成の「攻めの三左」を使うでござる。
そして、ここでのプレイが非常に上手い！
高統率の三好長慶を壁にすることで、確実に槍を当てているでござる！
甘粕景持：
うおお！　こいつは熱いぜっ！！
あの柴田の兵力が、森の槍でもりもりと減っていきやがるっ！！
軍師：
甘粕殿の寒いシャレは放っておいて……
両軍の意図が感じられる、見事な立ち回りでござったな！
甘粕景持：
ちょっと待てっ！
俺は「寒い」と言われるのが一番嫌いなんだよっ！！
軍師：
はいはい……では、次のポイントに行くでござる。
甘粕景持：
お、覚えておけよ！！
敵の意図を読み、
攻め時を見極めるでござる！

【ポイント2】
森に仕事をさせないオフィス加藤軍の立ち回り

軍師：
さて、ポイント2でござるな。
なんかタイトルだけ見ると、
森さんが会社から締め出しをくらったみたいに見えるでござるな。
甘粕景持：
次のポイントは、俺にまかせろっ！
今度こそ、熱い解説してやるからよ！
軍師：
だ、大丈夫でござるか？
甘粕景持：
ポイントは、森だ！
森の計略をどうやって防いで、城にたどり着くかなんだっ！！
軍師：
予想どおり、ざっくりしたコメントでござるな……
甘粕景持：
守れば三好＆爺さんのコンボの餌食、攻めれば森の槍の餌食！
それでも“オフィス加藤軍”は攻めなきゃ勝てねえっ！！
軍師：
ふむ、確かにおっしゃるとおりでござる。
甘粕景持：
そこで、“オフィス加藤軍”がどうやって森の攻めを封じるのかっ！
そして、勝利をつかめるのかっ！！
熱く解説してやるぜっ！！！
軍師：
おお、甘粕殿がヒートアップしてきたでござる！
甘粕景持：
まず、40カウントで“オフィス加藤軍”は奥義を使ってだな！
それで、森を城に戻さないようにして部隊を整えて……
それから、また柴田の計略を使って……そんで……
くそっ、ややこしいぜっ！！
軍師：
あ、諦めないでくだされ！
甘粕景持：
つまり……
【森対策ポイント１】
40カウントで“オフィス加藤軍”は駒井が撤退した直後に奥義を使用
・計略使用で兵力が減少しているため、森は続けて計略は使用できない。
・敵は部隊復活で攻め込んでくるため、城に戻って兵力を回復することもできない。
軍師：
わ、わかりやすい！
でも、全然熱くない！
甘粕景持：
そして……
【森対策ポイント2】
“オフィス加藤軍”は虎口が開いても、すぐに虎口に入らない
・秀吉で虎口に入れば、森が計略を使えるスペースができ、壊滅する可能性がある。
・そのため、“雲のジュウザ軍”が別の計略を使用するまで、虎口には入らない。
・結果、最後の逆転につながった。
軍師：
なんという、ビジネスライクな解説！
甘粕景持：
ということだあああ！！！
軍師：
いや、最後だけ熱く叫ばれても……
まあ、わかりやすかったのでござるが……
先の展開を読んで、
敵の攻撃を封じろっ！！
■解説を終えて……
甘粕景持：
ふう〜……
なんとか解説を終えたな。
我ながら、熱くて火傷しそうな解説だったぜ。
軍師：
途中で、完全にモードが切り替わっていたような……
甘粕景持：
それにしても、互いの意地と意地がぶつかりあった熱い戦いだったぜ！
これぞ、頂上決戦だっ！！
軍師：
「今回は頂上に上がっていない試合」のはずでは……
甘粕景持：
うるせえっ！
男の勝負に口を挟むんじゃねえっ！！
軍師：
む、無茶苦茶でござる！
■今週のおまけ
軍師：
なんかもう、最後は甘粕殿の勢いに押されて終わってしまったでござる。
困った人でござる……
甘粕景持：
まあまあ。そう言うな。
それに、なんだかんだ言っているが、俺のこと好きなんだろ？
軍師：
ええ！？　なぜそうなるのでござる？
甘粕景持：
またまた……twitterで、俺のことを褒めてるじゃねえか！　※1
軍師：
な、なんと！　甘粕殿が拙者のつぶやきをチェックをしておったとは！
甘粕景持：
ふっ、俺をなめるな！
軍師：
これはちょっと、驚いたでござる。
甘粕殿も、拙者をフォローする10万人のうちの一人だったのでござるな。※2
甘粕景持：
いや、フォローはしてないけどな。
軍師：
あ、あんまりでござる！
※1上杉伝での甘粕の活躍を見てのつぶやき
※2田中の虚勢